ストレスはホルモンに悪影響!男性としての魅力もかなり減る!?

ストレス太りという言葉がありますが、これはまんざら嘘ではないといいます。

もちろん、ストレスとは目には見えず形すらあるものではないため、例えば急激に太ったり逆に痩せたりと身体に何らかの不調が起こったりしても、それがストレスによるものだということは本人含め誰にも分かろうはずがありません。

しかしながら私たちの身体に起こりうる、がんを始めとしたさまざまな生活習慣病は、大元の原因はストレスであることが少なくないと言われています。

現代人はこの社会上で人と関わることを余儀なくされ、それによって人により大なり小なりあれど必ずストレスを受けているものです。

強いストレスを受けることで私たちの身体はストレスホルモンを分泌し、それによって直接的に下記のようなことが起こり、それを始まりにしてさまざまな身体の不調が表れることにもなるのです。

私たち現代人はこの次々に発生してしまうストレスとうまく付き合っていき、時には適度に発散させることでなんとかうまく毎日を送れているのです。

ストレスで男性ホルモンが減る

現代人はストレスによって男女ともに男性ホルモン(テストステロン)の分泌が著しく低下する傾向があると言われています。男性ホルモンは性機能を始め筋肉量を左右するなど、いわば‘活力の源’と言っても良いホルモンです。

こうした男性ホルモンの低下が進むと、筋力が衰えることで活動代謝が大幅に減り、それによってお腹周りの脂肪が増えやすくなります。

人は40代に入ると特にストレスの影響でホルモン分泌に変化が起こると言われており、その最初のホルモン変化が男性ホルモンの分泌量の低下ということなのです。40代以降は男女ともお腹が出ている人を街中でよく見かけますよね。

いわゆる‘中年太り’です。この中年太りこそ、ストレスによって男性ホルモンの分泌低下が進んだ結果なのです。これは30代以前の若年層に見られる割合は少ないですね。

ストレスでDHEAが減る

上記男性ホルモンに続き、ストレスによって「DHEA」というホルモンも減少してしまいます。DHEA(正式名:デヒドロエピアンドロステロン)とは‘若返りホルモン’とも形容され、コレステロールを原料として分泌されるホルモンで、男性ホルモンや女性ホルモンの材料となる他、筋力・意欲・行動力の維持、さらには免疫力にまで関わる重要な働きをするホルモンです。

このDHEAの血中濃度が低下することで、上記に挙げた作用「筋力」「意欲」「免疫力」それぞれが低下してしまいます。筋力(筋肉量)が低下してしまうことで、階段や坂道を上るのがきつくなったり、筋肉痛になりやすいといった症状が出ます。

意欲が低下してしまうことで、仕事を始めさまざまな活動に対する「やる気」を失ってしまいます。免疫力が低下してしまうことで、傷がなかなか治らなかったり風邪をひきやすくなったりします。私たちが若々しい心身を保って活動的でいるためには、このDHEAの分泌を妨げてしまうストレスを和らげることが大切なのです。

ストレスで睡眠ホルモンの働きが悪くなる

ストレスは、睡眠に関係するホルモンである「セロトニン」の働きを悪くします。セロトニンは、太陽の光を浴びたり運動したりすることによって脳内に分泌されるもので、辺りが暗くなると誘眠ホルモン「メラトニン」に変換されるという特徴があります。

このセロトニンが正常に働かなくなることで本来良質であるべき睡眠が妨げられ、なかなか眠れなかったり、寝てもすぐ目が覚めてしまうといった睡眠障害を引き起こしたり、さらには鬱になったりもしてしまいます。

セロトニンが正常に働くためには、ストレスを軽減させることはもちろんですが、日中に太陽の光を浴びたり、セロトニンを作る食材を意識的に食べるようにすると良いでしょう。セロトニンを作る食材としては、豆腐などの大豆製品、納豆などの発酵食品、ごはんなどの炭水化物類、その他肉類や魚類があります。

おすすめストレス緩和法

当記事で多くの人におすすめしたいストレス緩和法は、「寝る前の10分間、何もしない自分だけの時間をもつこと」です。つまり、これによって睡眠の質を上げることが目的です。良質な睡眠は最高のストレス解消法です。

充分な時間深くぐっすり眠ることができれば、心の不安や悩みは和らぎ、疲労は回復しますからね。そんな良質な睡眠をとるための施策として、

「寝る前の10分間、何もしない自分だけの時間をもつこと」

をしてみると良いでしょう。もちろん、本を見たりテレビを見たりスマートフォンをいじったりといったことは一切NGです。寝る前のわずかな時間、外からの刺激を完全にシャットアウトすることで、より眠りに入りやすい状態を作っておくのです。

一番いいのは瞑想を行うことです。

瞑想の方法としては、

  1. リラックスできる姿勢、かつ猫背などにならない正しい姿勢を行います。(リラックスできるのであれば正座でもあぐらでも寝ていても構いません)
  2. 呼吸は鼻で吸って、口でゆっくりと息を吐くこと。ラジオ体操の最後の体操の深呼吸を行うくらいのスピードで呼吸するといいでしょう。
  3. 瞑想を行なっている間は無でいる必要があります。雑念が出てくるかと思いますが、それもゆっくりとフェードアウトさせるイメージで消していきます。
  4. 瞑想を行なったら、ゆっくりと活動していきましょう。瞑想が終わったからといって、すぐにハードに動き始めてはいけません。

この他にも、あらかじめ寝る2時間前からは飲食を一切カットするであったり、部屋の明かりを半分落として眠くなりやすい状態を作っておくのも、その後の良質な睡眠に繋がるおすすめの方法になります。日々のストレス緩和・解消にはまずこういった睡眠の質を上げることから始めてみると良いでしょう。