抜け毛

【季節抜け毛】の原因とは?抜け毛が特に多いのは秋や春!?

  • 最近床の落ちている髪の毛が増えてきている…
  • シャンプーの時や起きた時に枕カバーに抜け毛が多い…

そんな悩みはありませんか?
その抜け毛は季節によるものの可能性があります。

特に秋は抜け毛が一番多い季節と言われて、その次に春が多いと言われています。
それでは季節による抜け毛とはどういうものなのかをご説明していきます。

1日に抜ける髪の毛の本数は?

一般的に抜け毛というのは毎日起こっています。
毎日毛は抜けて、生え変わっているのです。

人は毎日50〜100本の髪の毛が抜け落ちています。
これはごく自然なことで、どんなに健康的な人でも抜け落ちます。

髪の毛というのは、正常であれば2〜6年かけて成長していき、その後成長が止まり、抜け落ちます。これが正常なヘアサイクルです。

春や秋の季節の抜け毛の本数は?

春と秋では1日に100〜200本近く抜けることもあります。

原因は後ほどご説明しますが、気温の変化がある時期は抜け毛が多くなる季節です。

なので、特に気温の移り変わりが激しい秋と春は抜け毛がどうしても多くなってしまいます。これは日本で生きている以上仕方ないことなのかもしれません。

ですが季節の変わり目の抜け毛には、季節ごとに他の様々な原因があります。多い人だと1日で200本以上抜ける人もいます。流石にこれは正常なことではありませんがどんな人がそんなに抜けてしまうのでしょうか?

髪の毛の成長スピードはどのくらい?

髪の毛は1日に0.34cm伸びると言われています。もちろん人の体質等によって、前後はしますが一般的には0.34cmと言われています。
1ヶ月に約1cm、1年で12cm、髪の毛が抜け落ちる6年後には72cmです。

日本のギネス記録では、最長155.5cmと驚異的な髪の毛の長さを持つ女の子がいましたが体質的なもので、1日に伸びる髪の毛の長さが人より多かったり、髪の毛の寿命が長かったりと特殊です。

なので一般の人であれば、切らなければ大体70cm前後が最長になります。それでもかなり長いですよね。

正常なヘアサイクルと異常なヘアサイクル

ヘアサイクル イラスト

髪の毛は3つの期間に分かれて成長脱毛を繰り返すヘアサイクルを行います。

  1. 成長期(2〜6年)
  2. 移行期(2週間)
  3. 休止期(3〜4ヶ月)

成長期の間に髪の毛の根元部分の毛乳頭(もうにゅうとう)という部分が大きくなり、それに連なり髪の毛も太くなっていきます。

毛根 イラスト 説明

この毛乳頭の周りにある細胞が毛母細胞(もうぼさいぼう)と呼ばれ、この毛母細胞が分裂を繰り返すことで髪の毛が成長していきます。

太くツヤのある髪の毛になるためには、その髪の毛を作り出す毛母細胞が細胞分裂を繰り返すためにはエネルギーが必要です。

ですが、何らかの影響でエネルギーがうまく供給されないことで成長期の期間が短くなり移行期へと移ってしまいます。

成長期の期間が短くなってしまうと髪の毛は細くツヤのない縮れたような髪の毛となり、通常は最長6年で生え変わる髪の毛が数ヶ月で抜け落ちてしまうのです。

健康的な髪の毛 不健康な髪の毛

みなさんが感じている抜け毛の多さの原因はこのようになります。
ではなぜ春と秋の季節が特に抜け毛の多い季節なのでしょうか。

春秋共通の抜け毛の原因

春と秋は抜け毛が多い季節と書きましたが、それぞれの季節により理由は異なります。

ですが、共通して言えるのは季節による温度の変化の影響で、自律神経のコントロールがうまく働かなくなってしまうことが原因です。

季節の変わり目による自律神経の乱れ

春と秋は季節の変わり目ということで、気温の寒暖差や湿度の具合、気圧の変化、日照時間の変化と様々な気候が変わってきます。その度に体はそれに慣れるために自律神経で調節を行います。

ですが、春と秋はその変化に自律神経も乱されます。

自律神経の主な働きは、内臓や血管の働きをコントロールします。その働きは私たちの意思ではどうにもできないことです。

その自律神経が乱れてしまうことで、血行不良に陥る、些細なことでもストレスを感じるようになる、イライラしやすくなるなどの弊害が生まれてしまいます。

ストレスが髪の毛によくないのはもちろんですが、血行不良により頭皮に栄養が届かないことで抜け毛の原因にもなります。

秋の抜け毛は夏の過ごし方の影響で抜け毛が増える?

秋の季節に抜け毛が増えるというのは、実は夏の過ごし方に影響があったのです。
前述のイラストにも書きましたが、成長期のサイクルから移行期になるには早くても数ヶ月かかります。

秋の季節の抜け毛の多さは、夏の過ごし方によって頭皮にダメージを負ったり栄養がうまく毛母細胞へと回らないことから成長期の髪の毛が成長を止め、移行期へと進んでしまったことが原因なのです。

その原因となる夏の過ごし方というのは、

  • 紫外線による頭皮へのダメージ
  • 夏バテによる食欲不振から毛母細胞への栄養不足
  • 頭皮に大量の汗をかくことで雑菌の繁殖
  • 冷たいものを取りすぎて体(内臓)が冷える

といったものが挙げられます。
そんなことが?と思われるものもあるかもしれないですが、意外なものが抜け毛への影響となってしまっているのです。

紫外線による頭皮へのダメージ

紫外線は、年間で夏が一番多い時期です。

気象庁によるデータを見ていただくとわかりますが、夏の時期(6〜9月)の間はかなり紫外線量が多くなります。

紫外線量 季節ごと

月ごとの紫外線データ | 気象庁

太陽光による紫外線は基本的に体に害があるものです。
紫外線というのは波長の長いUV-Aと波長の短いUV-B(細かくいうとUV-Cまでありますが、オゾン層に吸収されてなくなります。)があります。

波長の長いUV-Aとは

UV-Aというのは、主に皮膚を褐色にさせる紫外線です。
日焼けサロンではこのUV-Aの光線のみを当てることで、火傷のない褐色の肌にしてくれます。

UV-Aは痛みがなく害のないように思えますが、このUV-Aという紫外線は肌の奥まで届き真皮にある細胞内のコラーゲンを破壊します。
その結果肌の弾力性がなくなり、しわやたるみが引き起こされてしまうのです。

日焼けサロンでこんがり焼けた肌というのは男性としては憧れますが、将来のことを考えるとおすすめしません。

波長の短いUV-Bとは

UV-Bというのは、波長が短いことから奥までは届きませんがその分熱量が強いので火傷の原因になります。

日焼けして赤くなり痛くなるのは、火傷させるUV-Bが影響しているのです。

さらにこのUV-Bはシミやソバカスの原因ともなります。

紫外線が頭皮に及ぼす悪影響

UV-AとUV-Bの説明をさせてもらいましたが、このどちらも頭皮には影響があります。

UV-Aによる頭皮への悪影響

UV-Aによる頭皮への悪影響とは、真皮にある細胞内のコラーゲンが破壊されることで、頭皮のたるみを引き起こします。頭皮のたるみがたるむことで頭頂部が薄くなってしまいます。

その結果頭皮は圧迫され、硬くなり血液の巡りが悪くなります。血液の巡りが悪くなることで頭皮全体に栄養が届かなくなり、毛母細胞へエネルギーが届かなくなってしまうのです。

ちなみに頭皮のたるみは顔のたるみにも繋がるので、老け顔にもなります。

UV-Bによる頭皮への悪影響

UV-Bによる頭皮への悪影響は主に火傷です。火傷することで炎症を起こし頭皮が赤くなり、乾燥状態になります。

この状態ではかゆみや痛みが引き起こされます。

次に落ち着いてくると、日焼けした肌同様に皮がめくれフケが発生してしまいます。

紫外線による頭皮への悪影響はかなり大きい

体の日焼けは気にしない人が多いかと思いますが、体以上に頭皮は紫外線を浴びています。
頭皮もUVガードをしなければたるみや火傷から抜け毛を引き起こすことなるので、注意しましょう。

夏バテによる食欲不振から毛母細胞への栄養不足

夏の暑さから夏バテになる人は多いですよね。暑いと体がだるくて食欲がなくなる…

誰もが経験したことがあるかと思います。ですが、それで食事を取らない生活を続けていると栄養不足になり、頭皮まで栄養がいかなくなるのです。

頭皮への栄養というのは、体の重要な箇所へ栄養を巡らせそのあとに頭皮まで栄養がいきます。夏バテにより摂取する栄養が少ないと体の重要な箇所への栄養補給のみで頭皮まで栄養がいかなくなるのです。

ダイエットをしている人の髪の毛がパサパサになっているのを見たことないですか?あれは栄養不足から、頭皮に栄養がいかないことで髪の毛が細くツヤのないものとなってしまっているからです。

だるいからといって食事を取らない生活を続けていると、頭皮にまで栄養がいかなくなってしまいます。
夏バテになってしまう原因はどういったものなのでしょうか。

  • エアコンによる室外室内における温度差で自律神経の乱れ
  • 湿気が多く、汗をかけない
  • 熱帯夜による睡眠不足

この3つです。ではなぜこれらが原因なのか、そして対処方法について細かく書いていきたいと思います。

エアコンによる室外室内における温度差で自律神経の乱れ

暑い外から帰ってきて、室内に入るとサウナのような暑さ…そうなるとエアコンを20度に設定し快適に過ごしたいですよね。
ですが、これだと自律神経の乱れを引き起こします。

今では文明の機器により猛暑日でもエアコンのおかげで、快適に過ごせますよね。

ですが、体としてはどうでしょう?
エアコンがない時代は、夏でも朝と昼で気温差は10度ほどでした。しかもゆっくりと温度が変わっていきます。

ですが、エアコンのある現代では、40度近い外から20度の屋内に移ることは普通です。
こんなに一気に気温が変わってしまうと自律神経は体内温度を下げようと思って信号を出していたのを、急に寒さに耐えるよう信号を出す必要があります。

そのようにすぐに自律神経を変えることに人間の体はまだ進化できていません。
そうなると

湿気が多く汗がかけない

これは日本で暮らしている以上仕方のないことなのですが、日本は高温多湿の地域です。
夏の湿気が多い日だと80%近くになってますよね。

この湿気が高く気温が高い状態というのは危険な状態なのです。

人間は汗を掻くことによって体温の調節を行っています。気温が高くても汗で体温調整を行います。

ですが、多湿のせいで汗がうまく蒸発されず皮膚の表面に残ったままに。そうなると体は体温調節がうまくできず、体温が下がりにくくなリます。体温の調節ができないことで体がバテて、夏バテになってしまうのです。

熱帯夜による睡眠不足

人は寝ている間に汗をかきます。夏の夜は昼に比べると気温は下がりますが、それでも高温多湿の状態です。

多湿の状態だと、体温の調節が難しいと先ほどかきましたが、これは睡眠中でも同じことが言えます。
寝具によっては風通しが悪く、汗が蒸発しにくく、体温がうまく調節できず熱が内部にこもってしまうことも。

そうなると体は汗が蒸発しにくい状態でベタベタします。体がベタベタな状態…気持ち悪いですよね。そのせいで途中で起きてしまうことや熟睡できない原因となります。

その状態では体も休まりません。連日続くことで睡眠不足に陥り、睡眠不足では夏の暑さには耐えきれません。その結果夏バテとなってしまいます。

頭皮に大量の汗をかくことで雑菌の繁殖

頭皮は顔に比べ皮脂腺が2倍もあります。その結果、特にべたつきやすい箇所です。顔が脂でベタベタしやすい人は頭皮はその2倍近く脂っぽくなってる可能性もあります。

それに加え夏は汗もかきやすく、頭皮は汗と皮脂の混合されたもので満たされています。さらに髪の毛で風通しも悪いので、体温も合わさり蒸れている状態です。

汗と脂と蒸れ…その状態は雑菌にとってはかなり過ごしやすい場所で、雑菌の繁殖地となっています。

そうなってしまうと、頭皮は炎症を起こしてしまいます。炎症が起きると、かゆみが起きるので掻いてしまいさらに頭皮に傷ができ、そこに雑菌が入り込みます。

傷に雑菌が入り込み、さらに悪化するので頭皮環境は最悪な状態となります。

頭皮環境が最悪な状態では、健康な髪の毛も成長しません。さらには成長期の髪の毛も、まだ成長段階であったにも関わらず退行期へとうつってしまい、通常より多くの髪の毛が抜けてしまうのです。

冷たいものを取りすぎて体(内臓)が冷える

夏の暑い時期にキンキンに冷えた飲み物を飲むのってすごく美味しいですよね。ですが冷たいものは体を冷やします。

冷たい飲み物などは内部から体を冷やしてしまうので、内臓なども冷えてしまいます。
そうなると、体は体温を温めるために重要な臓器が集まっている中心に血液を多く送ります。

その結果末端である手足や頭皮に血液が回らず、血行不良に陥ります。栄養は血液により運ばれるので、血行不良の状態だと頭皮に栄養が送られない状態になります。

栄養のない土壌に植物を植えても、枯れてしまいますよね。その状態と全く同じになるのです。

体の内部を冷やさないためにも、夏でもできる限り体温以下の温度のものを飲むのは控えるようにしましょう。