「まったく、結婚なんてするんじゃなかったよ!生まれ変わったら絶対に、結婚なんてしない!」・・・なんて嘆いている男性が、あなたの周りにも1人や2人はいるのではないでしょうか?
プロポーズを考えている最愛の彼女がいても、既婚者のそんな本音を聞いてしまうとやっぱり結婚を躊躇してしまいますよね。
結婚とは、言ってみれば「簡単には破棄できない契約」です。
もしただの彼氏彼女の関係であれば、ちょっとモメることがあったら「もういい!別れる!さよなら」と交際解消することも可能です。
しかし「夫婦」となると、話が違ってきます。相手に対して腹が立つことがあっても、簡単には別れることができなくなります。
別れたら、新しい住まいはどうするのか?家財道具はどう分けるか?子供の親権は?養育費は?家のローンは?・・・など、夫婦が「別れたい」と思ったとしても、「別れることができない理由」のほうが多くなります。
その結果、「仮面夫婦」や「熟年離婚」が年々増加し続けているのです。
・・・でも、そんな毎日は嫌ですよね!結婚とはつまり、「毎日の生活」です。すっかり愛情が冷めた相手と毎日顔を合わせて、相手の行動のひとつひとつにイライラする日々を送りたくないですよね。
ここでは、結婚向きではない女性の特徴をお教えいたします。プロポーズ前に一度、立ち止まってみてください。そして、後悔のない人生の選択をしてくださいね。
料理が苦手である
女性は男性に対して、「男性=力仕事が得意」「男性=配線関係が得意」などの固定観念を持っています。
それと同じように、男性も女性に対して、「女性=料理が得意」という固定観念を持っている人が多いのは事実です。
「結婚すれば、毎日おいしい手料理が待っている」と期待してプロポーズしたのに、結婚後に後悔した男性を筆者は知っています。学生時代からの友人男性なのですが、彼の奥さんは、結婚後に専業主婦になりました。
専業主婦という時間が多く使える立場であるにも関わらず、おかずはいつも1品、多くて2品。そして週1という高頻度で、必ずカレーが出てくるそうです。奥さんはどうやら、料理が苦手なようでした。
これに対し友人男性は、「カレーはもう飽きた。1品2品程度のおかずを作ってくれることもあるけれど、レパートリーがそもそも少ないからメニューのルーティーンがとても早い」と嘆いています・・・。
お互いに実家暮らしだったので、結婚前に手料理を披露してくれるような場がなかったのです。ですので彼は、奥さんの料理の腕前を、事前に知る機会がありませんでした。結婚前に「料理は得意?」と聞いたことはあるようなのですが、彼女の回答は「うーん、普通だよ」だったそうです。
彼は、振り返ってこう言っています。「今にして思えば、『料理は得意?』って聞かれて、『苦手よ』って答える女性はいないよね。『普通』っていう答えは、『苦手』って言葉を濁したものだったんだなぁ」と・・・。
確かに、大事な彼氏の前で「料理できないわよ」なんて、素直に言える女性はなかなか居ないことでしょう。「料理NG」を回答した瞬間に、愛する彼氏の「奥さん候補」から除外されてしまうかもしれないのですから、本当の腕前を隠しておきたい気持ちも分からないでもありません・・・。
ですのでプロポーズをする前に、彼女の料理の腕前を直に知る機会は絶対に作ってください!例えば「スクランブルエッグ」や「パスタ」などではなく、繊細な味付けが要求されるような、少々手の込んだ料理が良いでしょう。
奥さん候補の女性には、やはり一定以上の料理の腕前は欲しいものです。なぜなら、毎日の帰宅時の楽しみが違いますからね。「今日の夕飯は何だろう♪」とワクワクしながら帰る毎日と、「・・・今日の夕飯は何だろう・・・」とため息をつきながら憂鬱に帰る毎日・・・。どちらが愛情ある夫婦として長続きするかは、目に見えていますよね。
話し合いができない女性である
夫婦であれば、ことあるごとに何度も「話し合い」が必要となります。
全く別の環境で育った人間がひとつの住居に住むのですから、小さなすれ違いやイザコザは付きものです。
例えば彼女は、いつも水周りは水滴1粒も許せない派なのに、あなたが使った後の洗面所はいつもビショビショ。あるいは、彼女は買い物は4日に1回派だけど、あなたは毎日新鮮な食材を摂り入れたいタイプ・・・。また、家を建てる場所はどこにする?子供の中学受験はするかしないか?・・・など、小さなことから大きなことまで細かい「話し合い」が頻繁に必要になってくるのです。
ですので、「話し合い」に応じる姿勢を取れないような彼女であれば、困難な結婚生活となる可能性があります。
筆者のパートナーがそうなのですが、筆者が「話し合い」を持ちかけると、パートナーは「ケンカを売られている」と勘違いしているのか臨戦態勢からの逆ギレをされ、話し合いにさえならなかったりします。
こちらが冷静な口調で話し合いに応じてもらおうとしても、不機嫌になり部屋に篭城する始末・・・。話し合うこともできずに逆ギレしたり塞ぎ込んだりするパートナーに対して、最初は「何、この人」と人格を疑ったものですが、そんな小さなことが積もり続けて、「こんな幼稚な人と長く一緒にいるのは無理」と、別れさえ考えるようになりました。
あなたが彼女と付き合っている現在まで、「話し合い」が必要となる場面が、1つ2つくらいはあったのではないでしょうか。そのときの彼女の態度は、どうでしたか?冷静に筋道を立てて、建設的な話し合いができる女性でしたか?もし、話し合いを持ちかけた途端に不機嫌になって「もういい!」とわめいたり、背を向けて帰宅したようなら要注意です。
ちなみに後日きちんと謝罪してきて、お互いが改めて誠実に話し合って、大人としてきちんとした結論を導き出せたのならセーフです。ですが、結局うやむやのまま何となく元サヤに戻ってきた、ということを繰り返しているようなら、彼女は「話し合い」ができない女性です。
大人としての誠実な「話し合い」ができないと、結婚生活が山あり谷ありのイバラ道となることでしょう。これを解決するには、彼女にきちんとした「話し合いにおける態度」を教え込むしかありません。どちらかが我慢してストレスを溜め込んでいる状態では、せっかくの結婚生活も短命に終わってしまうのです。
自分の意見を大事にしすぎている
結婚すると、「夫婦で一緒に行動しなければならない場面」が多くなります。例えばどちらかの実家にお邪魔するときも夫婦一緒ですし、新居を建てるときも夫婦の一致した意見が必要となります。子供が産まれたら、学校行事に夫婦揃って参加する機会も多くなることでしょう。
今挙げたのはわりと「大きなこと」ですが、日常生活においても、夫婦が一緒に行動しなければならない「小さなこと」がたくさん存在します。例えば、「共同で使うリビングは綺麗に使うこと」「食事を一緒に摂ること」「同じベッドで眠ること」・・・など、細かい「共同作業」がたくさんあります。
しかし「共同作業」に当たり、「わが道を行くタイプ」の女性は要注意です。天真爛漫であるとか、我が強すぎるというか、「自分がやりたいことを、自分が思うようにやる」という女性は、結婚生活においてトラブルの原因となるでしょう。
結婚したら、奥さんにとっては「旦那様」が自分の中で一番であるべきです。もし子供が産まれたら、一番目が「子供」、二番目が「旦那様」で、三番目が「自分」となるべきなのです。その順位付けが、幸せな結婚生活を長く続けるためのひとつのコツとなります。
しかし、いつでも「自分」を最上位に持ってきている女性は、性格的に結婚向きではありません。結婚とは、相手に尽くしてこそ成立するものなのですから・・・。
あなたの彼女は、例えばあなたが「こうしたほうがいいと思うよ」とアドバイスをしたり、あるいは「こうして欲しいんだ」と改善を指摘したときに、「私は、そうは思わない!」と自分の意見を最優先に動くような女性でしょうか?
もしそうだとしたら「結婚」へと踏み切る前に、「自分主義」の女性にあなたの人生を預けて後悔しないかどうか、一度立ち止まって考えてみてくださいね。
まとめ
男女共に言えることですが、結婚に不向きな人というのは確かに存在します。それは、「今、好き」「今、ラブラブ」ということとは関係ありません。
一度しかない大切なあなたの人生ですから、後悔のない選択をされることを願っています。