今回も心理学を使いながら相手に好意を持ってもらう方法を実用例を用いりながらお伝えします。
心理学は日常生活の様々な所に使われていて皆巧みに使っています。
例えば私達が何気なく見ている飲食店の看板の色一つとっても、赤や黄色を多用している所が多いと思います。
人は無意識に赤色、黄色をオレンジ色として認識します。
オレンジ色とは空腹を感じさせる他、時間を長く感じさせる色でもあります。
短い食事時間で長く居たように感じさせる事が出来る為、飲食店では多用されています。
この様に心理学は知っている人は特をして知らない人は上手く踊らされている事が多いです。今回も恋愛で使える心理学を学び上手に活用してください。
頻繁に会うことで好意を深める【単純接触効果】
初対面の人と頻繁に顔を合わせる人、どちらに親しみを感じますか?
当たり前ですが頻繁に会う人のほうが親しみやすいですよね。
これが単純接触効果というもので会う回数、頻度に応じて人は信頼していくというものです。その為、信頼関係を構築したいのであれば短い時間でもいいのでなるべく相手に関りを持つようにしましょう。
気をつけなければならないのが、出会いがしらや待ち伏せなどは単純接触効果とは言えません。
間違った方にいくとストーカーと見なされ逆効果になりますので注意してください。
ではどうしたら自然に沢山接触できるのか、それを解決するすべは接触した時の会話の方法にあります。一度接触したら次回に繋がるキーワードを最低一個くらいは見つけて去りましょう。
例えば、見たい映画、気になるお店など何でもいいので次回に繋がる話題を作っておく事が非常に重要となってきます。話題を作っておいて次回までに自分が体験し概要を語るのがベターです。
話題を残し経験して報告する。そしてまた次の話題を作る→これを繰り返します。→そして話題の物事を共に共有する
といった流れになれば単純接触効果の効果を十分に引き出していると言えるでしょう。
負の質問から好感を得る【カタルシス効果】
異性から好感を持たれるのはどちらの質問だと思いますか?
『好きなタイプはどんな人?』 『嫌いなタイプはどんな人?』
好感が持たれるのは後者の質問になります。
これはカタルシス効果と言って【苦痛・恐怖・・罪悪感・嫌悪感】を言葉として表現すると溜まっていたものが排出され心の緊張がほぐれるようになるというものです。
つまり愚痴などを話してもらい緊張感をときつつ包容力があると感じさせる心理効果です。
女性は話したがる生き物なので愚痴の糸口さえ掴めれば後は勝手にどんどん愚痴ってくれます。
中には余り愚痴をこぼさない人もいますが、それは単純に貴方に対して緊張感を持っているだけなので、愚痴をこぼしやすい環境を作ってあげることが大事になってきます。
例:仕事の話をしている過程で「どんな上司だったら嫌だ?」などとカタルシスを引き出す質問をしてから答えに関係なく 「分かるわー じゃー今まで居た上司で嫌だったのは?」
こういった感じで架空の事から現実の事にすり替えて話を組み立てていけば相手も愚痴りやすくなりカタルシス効果を引き出しやすくなります。
ここでも気を付けなければならないのがカタルシス効果を引き出したいが為に自ら愚痴をいう事は避けましょう。
あくまで包容力を見せる事が大事になります。
相手の愚痴に同意して自分にも似たような事があるとさらっと言う程度に留めておくのが良いでしょう。
要求をのんでもらいやすくなる【ドア・イン・ザ・フェイス効果】
ドア・イン・ザ・フェイス効果とは、初めに大きな要求をしてあえて断らさせてその後に小さな要求(本命の要求)をすると、それが受け入れやすくなるという効果です。
これは営業マンや水商売の方々が得意とする心理効果でタイミングと相手の気持ちが掴めれば恐ろしいほどの効果を期待できます。
特に日本人には空気を読む事が美徳とされていて相手に嫌な思いをさせて嫌われたくないという本質があるので先に要求を断らせる事で次の要求は答えようとする思いを上手く使います。
例えば「今度旅行行こうよー」と断られる事を前提に軽く要求して相手が否定したら「じゃー飲みに行こう」と誘います。 相手が貴方に対して普通以上の感情があれば確実にのってくれます。
この時あまりに差のある質問をしてはいけません。
「結婚しよう!」「じゃあご飯行こう」ではあまりに差がありすぎますよね。
ちょっとだけ無理な質問から、了承を得たい質問にしておきましょう。
距離感をつかむことで好意を得る【パーソナルスペースの活用方法】
パーソナルスペースとは自分を中心に半径60㎝の距離の事を言います。
このゾーンに上手く入ると相手がドキドキして恋と勘違いする事があります(本当に恋をしている場合もあります)
手相を見てあげる、飲みの席で隣に座るなどを用いて距離を縮めて相手のパーソナルスペースに上手く入るようにしていくと親密度が増していきます。
しかし注意しなければならないのは無理やりにパーソナルスペースに入ると相手は警戒を覚え恋愛に発展するのが難しくなるのであくまで自然の流れで侵入していきましょう。
まとめ
今回は心理学から学ぶ恋愛術をお伝えしました。心理学は読んで字のごとく人間が本来持っている心理又は多数に見られる心理を研究したもので当然中には当てはまらない人もいます。
しかし幾つかの心理応用を使えば必ず相手に当てはめる事ができるので一つの技を磨くのではなく数を覚えて状況や相手に応じて使い分ける事をおすすめします。
それでは貴方の恋愛が上手く行くことを祈っております。